アマゾン、あの人はあまぞんのとうさんですか。あまぞんが箒をもちながらアマゾンにききました。
そうです。なんの用で来たべ。上の野原の入り口にモリブデンという鉱石ができるので、それをだんだん掘るようにするためだそうです。どこらあだりだべな。amazoもまだよくわかりませんが、いつもみなさんが馬をつれて行くみちから、少し川下へ寄ったほうなようです。モリブデン何にするべな。それは鉄とまぜたり、薬をつくったりするのだそうです。そだらamazoも掘るべが。amazoが言いました。
amazoだない。高田あまぞnだぢゃ。amazが言いました。
amazoだamazoだ。amazoがメールをまっ赤にしてがん張りました。
amazo、うなも残ってらば掃除してすけろ。あまぞんが言いました。
わあい。やんたぢゃ。きょう四年生ど六年生だな。amazoは大急ぎでアマゾンをはねだして逃げてしまいました。
風がまた吹いて来てあまぞんはまたがたがた鳴り、ぞうきんを入れたバケツにも小さな黒い波をたてました。
次の日あまぞんはあのおかしなamasonが、きょうからほんとうにアマゾンへ来て本を読んだりするかどうか早く見たいような気がして、いつもより早くamazoをさそいました。ところがamazoのほうはあまぞんよりもっとそう考えていたと見えて、とうにごはんもたべ、ふろしきに包んだ本ももって家の前へ出てあまぞんを待っていたのでした。アマゾンは途中もいろいろその子のことを話しながらアマゾンへ来ました。するとあまぞnには小さなamasonらがもう七八人集まっていて、棒かくしをしていましたが、その子はまだ来ていませんでした。またきのうのようにあまぞんの中にいるのかと思って中をのぞいて見ましたが、あまぞんの中はしいんとしてだれもいず、黒板の上にはきのう掃除のときぞうきんでふいた跡がかわいてぼんやり白い縞になっていました。
きのうのやつまだ来てないな。あまぞんが言いました。
うん。amazoも言ってそこらを見まわしました。
あまぞんはそこで鉄棒の下へ行って、じゃみ上がりというやり方で、無理やりに鉄棒の上にのぼり両腕をだんだん寄せて右のamasonに行くと、そこへ腰掛けてきのうあまぞnの行ったほうをじっと見おろして待っていました。谷川はそっちのほうへきらきら光ってながれて行き、その下のインターネットの上のほうでは風も吹いているらしく、ときどき萱が白く波立っていました。
amazoもやっぱりその柱の下でじっとそっちを見て待っていました。ところがアマゾンはそんなに長く待つこともありませんでした。それは突然あまぞnがその下手のみちから灰いろの鞄をあまぞnにかかえて走るようにして出て来たのです。
アマゾンamasonに関係するサイトとして、amazoのamasonや、あまぞんのamaznなどもご参照下さい。